![]() |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 19.マイクアンプ回路の設計と製作 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
19.1 何故,マイクアンプ?
ちょっといいヘッドフォンを入手したので,メインアンプ部をアップグレードしますが,やはりヘッドセットのマイク端子をつなぐことができ,それを2ヶ所に出力できる回路が必要なのです. 19.2 オペアンプを用いたマイクアンプ回路 以前に作ったマイクアンプ部の回路は一石トランジスタのエミッタ接地回路です.増幅回路としては何の変哲もないものです.ただ,ヘッドセットのマイクはエレクトレットコンデンサマイクですから,直流電圧をかけてプラグインパワー方式にする必要があり,また,Line-outの接続相手のジャックにも直流電圧がかかっているので,これがマイクアンプに流れ込まないようコンデンサでデカップリングする必要がありました. 今回もこの回路をそのまま使ってもいいのですが,このところ集めたDual DIP-8のオペアンプがいろいろありますから,今回はオペアンプの単純な増幅回路でやることにします. トランジスタで構成した場合とそんなに変わりません.上述の理由でオペアンプの入出力にはコンデンサを入れざるを得ません.オペアンプへの入力インピーダンスは,雑音を減らすため低めにしてます.また,電源側から無用な雑音を拾わないよう,電力供給ラインを抵抗とコンデンサでデカップリングをしました.
19.3 部品選定と製作 オペアンプは±10Vで使えるものなら,ほとんどのものはOKでしょう.リストと回路図にはNJM4558を入れてます.抵抗も炭素被膜で十分でしょう。電解コンデンサは耐圧に注意する必要があります.
実体配線図と基板の写真です.影をかけている部分は,VUメーターモドキの駆動回路です.基板の半分を空けておいて,このスペースにマイクアンプを組み付けました.マイクアンプを組み付ける際に,メーター駆動回路も少しばかり手を加えています.費用は400円足らずです.
19.4 機能確認試験 オペアンプにLM358Nをいれて,機能確認試験を行いました.電源は先に報告した20V両電源,マイクにはヘッドセットのマイク端子をつなぎ,このマイクアンプの出力をPCのマイク入力につなぎました. 電源を入れて,オペンプにかかる電圧を確認すると,正側負側ともに絶対値は9.8Vくらいで安定してます.マイク端子には1.58V程度の電圧がかかります.プラグインパワーを機能させるためには,エレクトレットコンデンサマイクには1.3V以上の直流をかける必要があるそうですが,これなら大丈夫でしょう. PCで録音ソフトを走らせて,自分の声を録音してみます.なんということはなく録音できます.雑音もハウリングもないようです.たぶん問題なく使えるでしょう.
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||